この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
大手銀行でのフリーローンで120万円程の借入があり、毎月3万円程の金額を返済しているが、利息が高いので毎月の支払金額を減らすことを希望する一方、車購入の予定があり、信用情報に影響が出ることも気にされている会社員の方でした。
解決への流れ
銀行といえどフリーローンは利率が高いことが多いので、約定利率を確認したところ、12%(100万円以上の元本について法定の利息上限は15%なので、上限に近い利率)でした。ご本人は当初任意整理に関心をお持ちでしたが、ご本人の資産状況を確認したところ、150万円ほどの定期預金をお持ちとのことでしたので、定期預金を解約して一括で返済することがトータルでプラスになることを説明し、納得してもらって、結局弁護士が介入せずに、ご自身で借金を完済しました。去り際に、「来てよかった。相談料を支払わないのはもったいない。」と笑顔で言ってもらえたことがとても印象的でした。もちろん、相談料はいただきませんでした。
相談に来られる方の中には、弁護士が代理人として介入しない方がよいケースもあります。事務所や弁護士個人としては報酬を得て事件を受任することが利益になりますが、それはあくまで依頼者の方に利益が生じた場合にその一部を報酬としていただく形であるべきだという基本的な姿勢を大切にしたいと感じる一件でした。