犯罪・刑事事件の解決事例
#人身事故 . #死亡事故 . #慰謝料・損害賠償

【約900万円増額】【死亡事故】【逸失利益】

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五十嵐 亮 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人一新総合法律事務所 長岡事務所
所在地新潟県 長岡市

この事例の依頼主

20代 男性

相談前の状況

被害者は、高速道路を走行中に自車に不具合があったため路側帯に停止していたが、後方から進行してきた大型トラックに衝突された交通事故です。被害者は、この交通事故により脳幹挫傷、急性硬膜下血腫のけがを負い、翌日死亡しました。

解決への流れ

本件において争点となったのは、死亡逸失利益です。死亡逸失利益は、交通事故時の収入を基準として、将来的に得られなくなった収入額を損害として請求するものですが、本件の被害者は、まだ若年で職に就いていませんでしたので、相手方保険会社は低い金額を提示しましたが、当方は、男性の全年齢平均賃金をもとに逸失利益を算定し請求しました。なお、争点とはなりませんでしたが、本件は、被害車両が路側帯をはみ出して停車していたとして被害者側にも過失が認められ、3割が過失相殺されています(被害者過失分は人身傷害保険により補てんされました)。

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五十嵐 亮 弁護士からのコメント

死亡逸失利益の算定は、交通事故時の収入によって算定されます。求職中の場合や学生の場合で、収入がない場合には、厚生労働省の資料を基に作成された賃金センサス(平均賃金)を参考にすることになります。一言で「平均賃金」といってみても、男女別、年齢別、学歴別、区別なしなど様々な平均賃金の統計データがあります。保険会社は、高校卒や中学卒などの場合には、大学卒や大学院卒などの場合と比べて低い数字を提示することが多々ありますが、そのような場合でも年齢・学歴区別なしの平均賃金の数字を使って交渉することが可能ですので、是非弁護士にご相談ください。※この解決事例はご依頼者様の賠償金の増額を保証するものではございません。賠償金の額は年齢、職業、収入、おけがの程度などによって異なります。ご了承ください。